こんにちは、現役大学生のあやかです。

前回に引き続き、ヨーロッパのマイナーな街を紹介したいと思います。

イギリスといえばロンドンを想像される方も多いと思いますが、ロンドンから電車で2時間半のところに「ストラトフォード・アポン・エイボン」という中世の街並みが残る場所があるのはご存知ですか。

もちろん、私も以前から行きたいと思っていた…と言いたいところですが、知りませんでした!地名すら聞いたことがなかったです。

そんな私がなぜそこに辿り着いたかというと「日本人はロンドンにしか行かない」「イギリスのカントリーサイドも知ってほしい」とイギリス人の友人に半ば強引に連れて行かれたからなんですよね。

当時は肝心のロンドン観光は一切せず、他にもブライトンやニューベリーといったマイナーな街を巡っていました。

ウィリアム・シェイクスピアの故郷

ストラトフォード・アポン・エイボンは、世界でも有名な劇作家ウィリアム・シェイクスピアの故郷なんです!一度は耳にしたことがあるシェイクスピアという名前。彼の代表作には『ロミオとジュリエット』や『ハムレット』などがありますよね。

駅から数分歩くと、シェイクスピアの生家が現れます。正直、街並みに家が溶け込んでいたのでガイドさんがいなければ気がつかないレベルでした。

それにしても、観光バスツアーは最高でした。二階建てのバスには窓ガラスがなく、清々しい空気を味わいながら郊外の街並みを楽しめました。一軒一軒に煙突がついていて、ロンドンのタウンハウスとは異なった様式の家を見ることができました。

そのまま次の目的地である、「アン・ハサウェイの家」に到着!

シェイクスピアの妻、アン・ハサウェイの家

こっちがシェイクスピアの生家っぽい!と思うくらい迫力のある家がありました。ここは、シェイクスピアの妻であるアン・ハサウェイが結婚前に住んでいた家。

まず特徴的だったのが、茅葺き屋根。これは、昔から伝わるイギリス民家の代表例でストラトフォード・アポン・エイボン以外でも、イギリスのカントリーサイドには茅葺屋根の家が今でも残っているみたいです。

室内は博物館のようになっており、イギリス訛りが強めのガイドさんの解説を聞きながら先へと進んでいきます。

これは「シェイクスピアの愛の椅子」だそうです。このように当時の生活がうかがえるようなものが展示されていました。

もう庭とは呼べないほどの広大な敷地内には、日本でいうカカシの代わり(?)としてジャガイモに羽を付けたものがありました。ユニーク!

どういう意図でこうなったのか気になりましたが、残念ながらこれがシェイクスピアの時代から伝わるものなのかも分かりませんでした。

ロイヤル・シェイクスピア劇場で彼の名言を購入

「愛は目で見るのではなく、心で見る」
学生の私には分かるようでまだよく分からない、シェイクスピアの名言が書かれたコースターを購入しました。いつかその意味が分かるようになるまで、大切に使おうと思います。

本場のティータイム

「イギリスでやりたいことリスト」に絶対入っている項目。私も本場のティータイムを満喫しました。紅茶にスコーンとジャム。最高の組み合わせですよね。

このタイプのカフェは日本ではあまり見かけないので、より気分が高まりました。イギリスでは左利きの人が多いのか、シルバーが左側にセッティングされました。海外に行くとこういった面白い発見ができるのも楽しみの一つです。

最後に

オランダの記事を読まれた方はもうお分かりかもしれませんが、私は、マイナーな街を訪れることが好きなんです。

なぜ?って、電車に数時間乗るだけで、その国の別の一面を知ることができるからです。例えば、東京が日本のすべてではないし、熱海や軽井沢に行けば東京とは別の日本の魅力を感じられますよね。

だから何を伝えたいのかというと、この記事を読んだ方で、もしできるのであれば、旅先で時間を作って郊外にも足を向けてほしいです。きっと後悔はしません。

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