こんにちは、現在ヨーロッパ周遊中のあやかです!
前回は、イタリアの街「アマルフィ」を紹介しました。第4回目の今回も、前回と同様にヨーロッパでの日帰り旅をご紹介します。
日帰り旅がおすすめなのは身軽だからです。ホテルの手配が不要で、気楽に旅ができます。
ヨーロッパは各国が陸続きで繋がっているため、電車一本で隣の国に行くこともできます。私は今回、スイスから日帰りでリヒテンシュタイン公国に行ってきました。
リヒテンシュタイン公国とは
みなさん、リヒテンシュタイン公国って知っていますか?スイスやオーストリア、ドイツと国境を接しています。
ハンス・アダムス2世侯爵が元首の、立憲君主制国家です。国名に公国と入るのも珍しいと思います。
実は、20年前に私の両親も新婚旅行ツアーでリヒテンシュタイン公国を訪れていたんです。なので、私もヨーロッパ周遊中に行きたいと決めていた国の一つでした。
今も侯爵が住んでいるファドゥーツ城
首都ファドゥーツには、丘の上に城があり、徒歩約30分で辿り着けます。急な坂道が続くので、登っている最中に段々体が温かくなりました。私以外は誰もいなかったので、大声で歌いながら歩いていきました。
坂道を進むと石造りの巨大なお城が見えてきました。ファドゥーツ城は現在も侯爵家の住まいとなっているため、城内に入ることはできません。しかし、お城の周りは自由に歩けるので、古城の外壁を見て楽しみました。
丘の上からはファドゥーツの街全体を見下ろすことができます。日本人が想像するザ・ヨーロッパといった街並みではなかったけれど、逆にこれが今のリヒテンシュタイン公国らしさなのではないかと思いました。
レンガ造りの家より近代的なビルやマンションが立ち並んでいました。写真では分かりにくいですが、街の奥には雪山が広がっています。
郵便博物館でポストカードを送る
実はリヒテンシュタイン公国は切手が有名な国です。細かな印刷技術に長けており、郵便博物館では様々な切手が展示されています。
郵便博物館は入場無料なのでおすすめです!お土産として切手を購入することもできます。
私はここでポストカードと切手を購入しました。博物館内にはポストがあり、その場で買ったポストカードを送ることができます。
帰国後、この旅を思い出せるようにファドゥーツ城が写っているポストカードを選びました。
入国記念スタンプ
ヨーロッパではシェンゲン協定により入国審査が免除されています。なのでパスポートにスタンプを押してもらう場面はほとんどないのですが、リヒテンシュタイン公国では入国スタンプを記念に押してもらうことができます。
3€かかってしまいますが、旅の記念にはぴったりだと思います。王冠マークが可愛いです。
リヒテンシュタイン美術館のカフェ
リヒテンシュタイン美術館に併設されているカフェは日本食のお店なんです。寿司や味噌汁などの日本食がメニューに載っていました。
私はにんじんケーキと緑茶を注文しました。緑茶は日本のものと全く同じ味で心が落ち着きました。
美術館に入らなくてもWi-Fi、トイレがあり休憩にちょうど良い場所です。大きな窓ガラス越しに街並みがよく見えます。
小さな国なので2-3時間で十分市内観光を楽しめます。街のどこにいても雪がかった山々を眺めることもできました。
みなさんもそんなリヒテンシュタイン公国で優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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