世界一周から帰ってくるといつもの倍、質問が増える。「どこの料理が一番美味しかった?」「どの国が一番治安がよかった?」「一番思い出に残った経験は?」「お金は?」「保険は?」「危ないことはなかった?」などなど。たくさんの質問に答える中で一番多い質問がこれである。

「行った国で一番オススメの国は?」そういう質問がきたら、僕がたいてい答える国がトルコである。

東洋と西洋の境にある国で、特に一番好きな街であるイスタンブールは文化的にも両方の地域の影響をすごく受けていて、それでいて独自の文化もある素敵な街である。

今回は、異国に行くならぜひとも訪れてほしいとおすすめする場所、トルコのイスタンブールを紹介できればと思う。

イスタンブールの町並みが一望できるのはガラタ塔

イスタンブールの町並みは色鮮やかできれいなので、ぜひ上から眺めてほしい。といったもののイスタンブールは高い建物が少なく、高い山があるわけでもないので、ガラタ塔に行ってボスポラス海峡と眼前に広がるイスタンブールの景色を360度大パノラマで見てもらいたい。

新市街のタクシム広場から海側に向かって歩き続け、少し丘のようになった場所にガラタ塔はある。一見『塔の上のラプンツェル』に出てくる塔のように可愛い三角屋根が特徴だ。

9階建てと意外と高いことに加えて、丘の上にあること、周りに高い建物が少ないことも相まって登ってみるとかなり高く感じると思う。僕自身も高いところが得意ではないので苦労した。

360度全部ぐるっと見れるので新市街側も一望できる。

もちろんアヤソフィアや有名なブルーモスクのある、海を挟んで反対側の旧市街側も絶景。かなり気持ちいいので、夕方にきて夕焼けに照らされるポスポラス海峡やモスク、夜に来てイスタンブールの夜景を見るのも良さそう。

世界三大料理のトルコ料理

トルコは東洋と西洋の文化が交わる場所なのでユニークな料理がある。みんなの知ってるケバブや伸びるアイスなどもおすすめ。

ちなみにケバブはいろんな種類があり、日本でよく見られるケバブは多分ドネルケバブで、僕のおすすめは串に刺したシシケバブ。

ガラタ塔の直ぐ側にある橋を渡ると、旧市街に行く途中でいい匂いがする。これは僕のおすすめのバルック・エクメーイで、日本ではサバサンドと言わるもの。

イスタンブールはお肉のイメージが強いけど魚も有名で、美味しいサバを海の上で焼いて、焼きたてのパンに挟んでしゃっとレモンをしぼるサバサンドがとても美味しい。ぜひイスタンブールを訪れたら食べてみてほしい。

モスク巡りも魅力の一つ

イスタンブールは様々な宗教が集まる場所なのだが、中でもイスラム教のモスクは古くに建てられ、今も現存しているのでぜひ周ってみてもらいたい。

橋を渡って旧市街に入るとすぐに左側に巨大な目立つモスクが2つ。その1つのブルーモスクは名前の通り青い建物で、外観も内観もすごく美しい。

建物に入る前に服装の注意があったり、足を洗ったり、靴を脱いだりする必要がある。それらを終えたら、お待ちかねのブルーモスクだ。

中に入って特徴的だったのが、ステンドグラスから光が入ってくることと、天井が高く細部まで装飾が施されているところ。

窓が多く、外の光がたくさん入ってくるので、中はかなり明るくなっていたのが印象的だった。あまりにきれいなので細部まで見ようと上を見て歩くことが多く、首が痛くなってしまった。

東洋と西洋の文化が混在する都市イスタンブール

何度行っても魅力あふれる都市イスタンブール。東洋と西洋の文化が混在するイスタンブールで世界三大料理に舌鼓するのも良し、ボスポラス海峡を眺めるのも良し、いろんなモスクを周るのも良し。ぜひエキゾチックな国トルコへ行ってみては?

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