こんにちは!TABIPPOのアラシです。

フィリピンでの語学留学を終えた後、自分の英語力がどこまで通じるのか試したくて、日本に帰る前に訪れた国がスリランカでした。1週間かけてスリランカを1周してきました!

渡航先をスリランカに決めた理由は、イギリスの植民地だった過去があり、英語を話す人が多いと聞いたというのもあったんですが、なぜか急にスリランカという国に行ってみたいと思ったんです。

スリランカには、どんな人たちがいるのかも、何があるのかも知りませんでした。だからこそ興味が湧いたのかもしれません。今回は、僕がスリランカで好きになったスポットをいくつか紹介します!

天空の宮殿「シーギリヤロック」

スリランカで唯一事前に知っていた観光地が、シーギリヤロック。スリランカの中部にある約200mの巨大な岩で、スリランカで最も有名な世界遺産です。

昔の王様が生活をしていた宮殿らしく、今ではスリランカの歴史を感じられる観光名所となっています。

ふもとから1時間ほどの険しい階段を登った末に、頂上から見える360度の大自然は圧巻でした!風が気持ちよくって、景色を眺める以外何もすることがない贅沢な時間を過ごせます。

入場料は3,000円以上するのでお高めなんですが、行ってみる価値はあると思います。

大迫力のアジアゾウの群れが見れるゾウの孤児院

ピンナワラという村には、ゾウの孤児院があります。親をなくしたり怪我などで野生に戻れなくなった子ゾウを保護する施設で、現在は100頭以上ものゾウが飼育されています。

孤児院では飼育員さんが赤ちゃんゾウにミルクをあげているのが見られたり、ゾウと握手ができたりするんですが、一番の名物は水浴び!1日2回、孤児院から近くを流れる川までゾウたちが大移動をして水浴びをします。

商店街を通っていくので、地元の人や観光客のすぐ横をゾウたちが通っていくんですが、すごい迫力でした。ゾウの大移動が終わったら、みんな後ろを追いかけて川まで向かいます。

川ではとても気持ちよさそうに水浴びを楽しんでいました。飼育員さんに体を洗ってもらったり、遊んでもらったりしているゾウがキュートでいつまでも見ていられます。

美しいインド洋を眺められる世界遺産の町「ゴール」

南部にあるゴールという世界遺産の町は、僕がこれまで世界中を旅してきた中で一番好きになった町です。

ヨーロッパ諸国の支配下であった時代に築かれた要塞が今も残っており、町の建築物もヨーロッパ風のものが多かったです。

この町には特に何か有名なものがあるわけではないんですが、要塞にのぼって潮風を感じながら、ぼーっと海を見る時間がたまらなく幸せでした。

地元の方も夕暮れ時には海沿いに集まり、インド洋に沈む夕日を眺めながら各々自由に過ごします。そのあたたかな雰囲気が僕は大好きで、またいつか行ってみたいと思っています。

コバルトブルーに輝く海を見られる漁村「トリンコマリー」

島の北東に位置する小さな港町、トリンコマリー。春にはクジラが見られることで有名なこの小さな村なんですが、僕が訪れたのは9月。

朝は目覚ましをかけずに起きて、ビーチを散歩して、昼寝をして、夜には星を見て、眠くなったら眠る。それがこの町でのオススメの過ごし方。何もしないことを楽しむには最適な場所でした。

自然に囲まれて静かな一人旅をしたいなら、スリランカへ

スリランカはとにかく自然が壮大で、心が安らぐ旅をできました。そしてスリランカを旅して感じたもうひとつの魅力は、現地の方々の温もり。

鉄道やバスではたくさんの人が話しかけてくれて、お菓子をくれたり重い荷物を持ってくれたりもしました。英語が通じないこともあったけれど、いい思い出がたくさんできました。

スリランカはまだ、東南アジア諸国ほど観光客が多くありません。ゆっくりと自然を満喫する旅をする場所としては最適です。

日本での目まぐるしい生活から離れるのには、ぴったりの旅先でもあるので学校や仕事で疲れがたまっている方はぜひスリランカへの旅を検討してみてください。

KEY TRAVELERS

- 世界を旅する8人 -