オーストリアのウィーンを訪れたのは、2019年の秋。2年前にも一度ウィーンを訪問したことがあり、今回が2度目。前回はアートをテーマに観光スポットを回りましたが、今回は「音楽」をテーマに旅をしてきました。

お土産屋さんで見つけたポストカードがかわいかったので、何枚か購入。せっかくなので、そのポストカードに描かれたスポットをめぐってきました!

実際の風景とポストカードを合わせて写真を撮ってみると、当時の様子を想像できる気がしませんか?

早朝のシェーンブルン宮殿でお散歩

ハプスブルク家のお城であるシェーンブルン宮殿は、ウィーンを代表する観光スポットのひとつ。マリアテレジアによって現在の姿に改築され、壁を彩る黄色はマリアテレジア・イエローとも呼ばれているそうです。

わずか6歳だったモーツァルトが演奏し、マリーアントワネットに「僕と結婚してほしい」とかわいらしいプロポーズをしたのも、ここシェーンブルン宮殿です。

昼間はたくさんの観光客でにぎわうスポットですが、朝早い時間は人が少なくておすすめ。広い庭園をひとりじめできちゃいます。

現存する世界最古の動物園もあるので、気になる人は寄ってみてくださいね。

唯一現存する家、モーツァルトハウス

何度も引越しをして、家を転々としていたモーツァルト。彼が住んでいた家で、唯一現存している建物が「モーツァルトハウス」として公開されています。

中では彼の生涯を紹介する展示や楽譜、演奏する時に着ていた服のレプリカなどを見ることができます。

彼が住んでいたのは2階。窓から見る景色は、今も当時と変わっていないそう。ぜひ彼が見ていた景色と同じウィーンの姿を目に焼き付けましょう。

ウィーン少年合唱団が歌うホーフブルク王宮

13世紀に建てられ、その後ハプスブルク王朝の皇帝によって拡張されていったホーフブルク王宮。王宮礼拝堂で行われる毎週日曜のミサでは、有名なウィーン少年合唱団が歌っているそう。

ポストカードには馬車が描かれていますが、ウィーンの街中では今でも観光用の馬車を見ることができます。芝生には寝転んで日光浴をする人や、カップルでおしゃべりをする人も見られ、リラックスした雰囲気でした。

黄金色に光るヨハンシュトラウス像

ウィーンには数多くの音楽家の像が建てられていますが、その中でも有名なのがウィーン市立公園にあるヨハンシュトラウス像。黄金色に輝き、音楽ファンが多く訪れるスポットです。

彼のように、名だたる音楽家の像が多く建てられているのもウィーンの魅力のひとつ。クラシックファンの方は、銅像めぐりをするのも楽しいかもしれませんね。

一度は行ってみたい、ウィーンのオペラ座

ウィーン観光で、一度は目にするであろうオペラ座。市民の生活と芸術が密着しているウィーンでは誰でも気軽にオペラが楽しめるように、会場の外に設置された巨大スクリーンで公演の様子を無料で見ることができる時があるんです。

芸術は裕福な人のためだけのものではなく、みんなが平等で楽しめるもの。その姿勢が、無料ライブなどに表れているんだとか。

おすすめなのは、美しくライトアップされる夜の時間帯。いつもよりドレスアップして、ちょっぴり大人な気分でオペラ鑑賞へ向かいましょう。数ユーロから見られる立見席もあるので、気になる演目をチェックしてみてくださいね。

初心者でも楽しめるウィーン

オーストリアのウィーンはヨーロッパの中でも治安が比較的よく、旅行初心者の方にもおすすめ。街もコンパクトなので、徒歩やトラムを使って移動できるのも嬉しいポイント。音楽やアートが好きな人は、ぜひ訪れてみてくださいね。

KEY TRAVELERS

- 世界を旅する8人 -