先日、仕事で訪れたスウェーデン。数年前にマルメという街に行ったことはありましたが、たったの1日しか居られなかったので、スウェーデンにゆっくり滞在するのは今回が初めて。

なんとなくおしゃれで、スタイリッシュなイメージだけど、どんな国なんだろう?実際に現地へ行ってみると、スウェーデンはオトナ女子がときめいてしまうポイントだらけでした!

映画『魔女の宅急便』を彷彿させる街並み

旅行ではあまり下調べをしない派なのですが、唯一調べていたのが「ガムラスタン」という街です。ストックホルムの中心地からほど近いこちらの旧市街は、なんだかノスタルジック。レンガ色の落ち着いたトーンの建物が多く、石畳もいい雰囲気。

実はこの街は、映画『魔女の宅急便』のモデルになったといわれています。映画のシーンを思い出しながら、「この大きな時計台はあの場面に出てきたかも?」「これ、キキがホウキで飛びながらくぐったトンネルじゃない?」などと街歩きを楽しめます。

通りのショップを眺めていると、黒猫のジジにそっくりなお店のディスプレイを発見。事前に映画を予習しておくと、より楽しめるかもしれませんね。

かわいいカフェで「フィーカ」を体験

スウェーデンに根付く「フィーカ」という文化を知っていますか?フィーカとはコーヒータイムのことで、スウェーデン人はほっと一息つくこの時間を大切にしています。

休みの日だけではなく仕事中にもフィーカを取り入れて、リラックスしたり同僚との会話を楽しんだりしているそう。

そんなスウェーデン人が通うカフェは、どこもおしゃれでかわいいお店ばかり。地元民に人気で、スーパーでブランド豆も売られている「Löfbergs」は、フェアトレードの豆を使い、パッケージの素材も環境にいいものを選んでいるのだとか。

観光の途中でカフェに寄って、フィーカを体験してみませんか?

環境にも優しく、デザイン性も高いプロダクト

最近はサステイナブルやSDGsなどの言葉をよく聞くようになり、関心を持っている人も多いのでは?「持続可能なモノを選択しなきゃ」と考えると堅苦しくなってしまいますが、実は簡単なことから取り入れられます。

スウェーデンでは「モノを捨てない」考え方が浸透しており、要らなくなったものはセカンドショップに持っていくのが当たり前なんだとか。ショップに持ってこられたものは、そのまま販売する場合もあれば、少し手を加えて新たな商品として売り出すこともあります。

こちらのボタニカルショップでは、セカンドショップに運ばれたガラスやレザージャケットなどをアレンジして、花瓶として販売していました。

新しいモノを買うのではなく、セカンドショップでお買い物をすることも立派な環境のためのアクション。スウェーデンでは無理なく取り入れられているので、サステイナブルに対する考え方も変わるかもしれません。

友達にあげたい、かわいいお土産も忘れずに

旅の終わりには、お土産を買うのも忘れずに。スウェーデンのお土産はインテリアや雑貨のイメージがありましたが、スーパーで買えるものも豊富。途中で立ち寄ったお店では、このレーズンのお菓子をおすすめしていました。

こちらはスウェーデンのレストランや食卓でよく見る、クネッケブロートというパン。薄いビスケットのような見た目で、バターやチーズと合わせて食べるのがおすすめです。

スウェーデンで楽しい女子旅を

インスタ映えするスポットやお店もいいけれど、たまにはのんびりと街を歩いてその土地の文化や習慣を学んでみるのもいいかも。次の女子旅には、ぜひスウェーデンも候補地に入れてみてくださいね。

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